IBANEZ『ポール・ギルバートピック』とブリッジ提供ピックを比較してみた
コードストローク、カッティング、単音弾きを
アコースティックギターとエレキ(クリーントーンと歪み両方)で弾き比べました
記事作成者:オリジナルピック応援チーム/YOHEI
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今回はアイバニーズのPaul Gilbertモデルピックとブリッジ提供のピックを弾き比べて違いを検証します!
Paul Gilbertは言わずもがなMr. Bigのメンバーで光速ギタリストの異名をもつギターヒーローです!
そんな彼のシグネチャーピックは非常に人気なため、同じ仕様で作れないかという問い合わせも多くいただきます。
Paul Gilbertモデルの素材は3種類あり、セルロイド/PVC(赤)/ポリアセタール(黄)です。弊社も同素材の取扱いがございますので類似仕様での製作が可能です。
一番近い仕様、形状で比較検証し、手触り、アタック、しなり、音の鋭さの4項目を軸に違いを解説していきます。
Paul Gilbert モデル | 弊社セルロイド1.00mm | |
手触り | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
アタック | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
しなり | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
音の鋭さ | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
スタッフの所感~
定番のセルロイド素材の場合、弊社提供ピックですと#31が最も近い形状となります。
比較を分かりやすくするため、黒色にしておりますがパールの取扱いもございます。
見た目のサイズの違いはございますが、指への馴染み、しなり、サウンド共に使用感はほぼ同じです。
指先の力、ピッキングのタイミングが弦にダイレクトに伝わるため、レスポンスのズレが少なくテクニカル系のギタリストに愛される理由が分かります。
適度なしなりがあるので、スローなコードストローク、ダブルストップももってこいです。
Paul Gilbert モデル | 弊社エンビ1.00mm | |
手触り | 同じ | 同じ |
アタック | 同じ | 同じ |
しなり | 同じ | 同じ |
音の鋭さ | 同じ | 同じ |
スタッフの所感~
弊社提供ピックですとNo8が同形状となります。
比較を分かりやすくするため、黒色にしておりますが赤の取扱いもございます。
指への馴染み、しなり、サウンド共に使用感は同じです。(使用感には多少の個体差、個人差があります。)
PVCはPolyvinyl chloride(ポリ塩化ビニル)の略で、弊社表記のエンビと同じものです。
セルロイドに見た目は近いですが、強度があり削れにくい素材です。
セルロイドと比べるとアタックが強く、より速弾きに向いている印象です。
Paul Gilbert モデル | 弊社ポリアセタール1.00mm | |
手触り | 同じ | 同じ |
アタック | 同じ | 同じ |
しなり | 同じ | 同じ |
音の鋭さ | 同じ | 同じ |
スタッフの所感~
弊社提供ピックですとNo8が同形状となります。
比較を分かりやすくするため、白にしておりますが黄色の取扱いもございます。
指への馴染み、しなり、サウンド共に使用感は同じです。(使用感には多少の個体差、個人差があります。)
ポリアセタールは耐久性に優れ、かつ滑らかで力を入れずに弾くことができ、ストレスなく演奏可能な素材です。
ミドル~ハイの音が綺麗に鳴る印象です。
サラサラした触り心地で、手汗が多い方にも滑りにくくおすすめです。
以上、IBANEZ『ポールギルバートピック』と、ブリッジ提供ピックを比較検証させていただきました。
オリジナルピックを作るときの参考にして下さい。
ブリッジピックもよろしくお願いします!