D’Addario『Duralin』とブリッジ提供ピックを比較してみた
コードストローク、カッティング、単音弾きを
アコースティックギターとエレキ(クリーントーンと歪み両方)で弾き比べました
記事作成者:オリジナルピック応援チーム/YOHEI
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D’Addarioといえばギターの弦で有名ですが(僕もガットギターの弦はD’Addarioさんです)ピックの弾き心地も非常にいいんです!
Duralinはポリアセタール素材に分類されます。
耐久性に優れている、かつ滑らかで力を入れずに弾くことができ、ストレスなく演奏可能なピックです。
そんなダダリオの『デュラリン』ピックとブリッジ提供のポリアセタール素材を弾き比べて違いを検証しました。
手触り、アタック、しなり、音の鋭さの4項目を軸に解説します。
ブリッジ提供のポリアセタールピックも演奏用に製作される方に人気の素材でしてDuralinピックと類似仕様での製作が可能です。
デュラリン0.6mm | 弊社ポリアセタール0.6mm | |
手触り | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
アタック | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
しなり | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
音の鋭さ | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
スタッフの所感~
形状は画像の通り違いはございますが、弾き心地や音はほぼ同じです。
ブライトなサウンドかつ倍音が豊かに広がるので開放弦を生かしたコードが弾きたくなります。
(僕は5弦ルートの1.2弦開放のEM7が大好きです)
0.7mm(おにぎり型)の場合
デュラリン0.7mm | 弊社ポリアセタール0.7mm | |
手触り | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
アタック | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
しなり | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
音の鋭さ | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
スタッフの所感~
こちらも使用感ほぼ同じです。
0.6mmより音の鋭さが強くなります。
コード弾きメインでたまにオブリをいれる演奏でしたら個人的にこの厚みが弾きやすいです。
デュラリン0.85mm | 弊社ポリアセタール0.8mm | |
手触り | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
アタック | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
しなり | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
音の鋭さ | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
スタッフの所感~
一番近い厚みの0.8mmで比較しました。
こちらも使用感はほぼ変わらずに演奏できました。
やはりこのぐらいの厚みから単音弾きが圧倒的に弾きやすくなってきます。
余談ですが弾き比べる際にいつも弾いているコード進行がありまして、僕は『ほぼアイクロ』進行と呼んでいます。
具体的に曲名をあげるとサブリナカーペンターのSue Me、大貫妙子さんの横顔、Yogee New WavesのClimax Nightなどのコード進行です。
単音弾きの際に、ペンタ一発とジャズのようにコード毎にスケールを切り替える練習がバランスよくできる進行なのでおすすめです。
ポリアセタール素材は大変弾き心地のよいピックなので夢中に弾いていました。
以上、D’Addario『Duralin』と、ブリッジ提供ピックを比較検証させていただきました。
オリジナルピックを作るときの参考にして下さい。
ブリッジピックもよろしくお願いします!